僕には趣味と呼べるものがあまりなかった。
あえて言えば「仕事」くらいだ。
大学を卒業して、希望する企業に就職。
ハードワークな部署ばかり、息も絶え絶え、なんとかこなして気づけばアラサー。
海外駐在も経験して、土日も仕事に明け暮れる日々。
唯一の気晴らしがサウナだった。
初めてのサウナは新入社員の頃、大阪難波にあるNEW JAPAN。
今となっては伝説のサウナで、ロウリュサービスを日本で初めて導入したと言われる名店。
すでに閉店してしまったが、幸運なことにここが、僕のサウナデビュー。
ロウリュサービス後の水風呂と不感温度ジャグジー、今でも思い出せるあの感覚。
引用:ニュージャパンを紹介したブログ
難波 ニュージャパン スパプラザ/閉店前に行けて本当に良かった!
それから、何度も何度も、仕事とプライベートで追い込まれ、
メンタルやられそうになった時にもサウナが僕を救ってくれた。
サウナがなければ今の僕はきっといないだろう。
そんなサウナと水風呂に今、ブームが来ている。
嬉しいけれど、少し複雑な気持ちのサウナーも多いみたいだ。
サウナをオシャレなものにしないで欲しい、本業以外の自己実現に繋げないで欲しい。サウナはどこまでいってもただのサウナであって欲しい。日々通り過ぎる日常の一部であって欲しい。
2018/11/03 22:05:52
僕もこの気持ち、すごくよくわかる。
torotoro-totonou@totonou_totoro
これ凄いよく分かる。もっとサウナが市民権を得て、サウナ業界が盛り上がって欲しいと思う一方、サウナがリア充化することへの抵抗感とわだかまり。2つの感情が攻めぎあう中、今日も静かに、1人水風呂に浸かるのです。
2019/05/05 14:21:56
torotoro-totonou@totonou_totoro
僕は流行り廃りに関わらず、大人しく地味にサ道を継続。それは日常に組み込まれた生活様式。
2019/05/05 14:25:07
もっとサウナが市民権を得て、サウナ業界が盛り上がって欲しいと思う一方、
サウナがリア充化することへの抵抗感とわだかまりが残ってしまうのは
昔からのサウナーなら、ある程度は誰でもそうだろう。
2つの感情は攻めぎあうけれど、古参サウナーにもメリットはきっとある。
実際僕のサウナライフは市民権を得て、とても楽しくなってきた。
僕はサウナがなければ、大袈裟じゃなく、
今日までこの競争社会を生き残れなかったと思う。
世間はどうあれ、自分の地道に淡々とサウナに通う。
流行り廃りに関わらず溢れる想いをここに記していきたい。
静かな情熱とサウナへの感謝と愛を込めて。