サウナは忙しい社会人にとっての「精神と時の部屋」である。   

社会人になりサラリーマンをしていると、勉強時間の確保はなかなか難しい。
仕事と上司と顧客に追われ休日はひたすら睡眠。

月曜から朝起きて満員電車を会社に向かう。

社畜リーマンの一丁あがりだ。

 一方で、出世競争は厳しく、自己研鑽なくしては出世どころか自らポジション確保も難しい。

終身雇用も怪しい昨今キャリアデザインとしての資格取得は必須だ。

家族がいる社畜リーマンであれば、休日は家族サービスという名の重労働が待っている。
育メンなる流行語のせいで、社畜リーマンへの風当たりは更に強い。

妻からはママ友間のマウンティングとSNSでの情報戦に巻き込まれ、育メンたることを要求される。

まったく、自己研鑽どころじゃない、生き残るのに毎日必死だ。

僕も数年前、社内でも有名なハードワーク部署に配属され、降って湧いたように新たな資格取得を推奨された。
調べてみると毎年合格率は受験生の３０％を切る水準。

しかも高学歴が偏在する業界の専門家ばかりが受験生。まじか。
若者ならいざ知らず、おっさんには厳しいww
目の前が暗くなった。
実際、生存水準ギリギリの社畜リーマンにはまるで絶望的な水準に思えた。

しかし、である。
ハードワークな部署とパワハラ気味で有名な歴戦の上司についてきたプロ社畜リーマンの僕には奥の手「サウナ」がある。（※あくまで被験者の主観です。誇張してます。当社にパワハラは一切存在しません。）

休日出勤で溜まりに溜まった振替休暇を取得した上で、なに食わぬ顔でスーツ姿で出勤。

向かう先は会社ではなく、RAKU SPA 鶴見だ。

RAKU SPA 鶴見にはサウナと水風呂炭酸泉、炭酸温泉の他に、なんと自習室があるのだ。
 か・ん・ぺ・き！

torotoro-totonou@totonou_totoro

ここ自習室あって、資格試験の勉強とかで籠るのにいいんだよな。
RAKU SPA 鶴見（神奈川県横浜市） – サウナイキタイ https://t.co/WjwuZlG1Gm

2019/05/07 22:22:24

送迎バス第一便まで、近くのカフェでモーニングを食べながら、軽く勉強。

到着したら、そのまま自習室へ直行。コーヒー片手に試験勉強に取り組む。

疲れを感じたら、すぐサウナへ。熱めのセッティングだ。
程よいタイミングで炭酸水風呂へ。

結構チンピリ。
頭に滞留している古い血液が全てリフレッシュされ、酸素たっぷりの新鮮な血液が身体中に行き渡る。

交互浴を3回繰り返して、炭酸泉へ。体を温めなおしてから、自習室へと戻る。
整いを感じつつも、集中力が戻ってくる。

実はこれ、休憩と学習時間を無限ループできるチート技。

これを繰り返して、途中で食事休憩を挟みつつ最終送迎バスのある21:00まで約11時間。
学生時代ならいざ知らず、おっさん化著しい社畜がここまで勉強時間を継続できるとは。

最後に締めの交互浴を足早に済ませて帰宅する頃には、すっきりした気持ちで爆睡できる。

カフェ勉だけでは、頭が冴えちゃって寝つきが悪いこともあるけれど、
この手法ならそんな心配は無用。布団に入って秒で爆睡、翌朝すっきり。

全ての不安や、迷い、悩みを洗い流しつつ、困難や課題に真正面から取り組める。

このサウナ学習法のおかげ
で、半年後の試験になんと一発合格。

キャリア形成も順調なはず、だ。

なお、勤勉な諸兄へは蛇足だとは思うがRAKUSPA鶴見は漫画も読み放題。

学習期間中、「キングダム」と「ウシジマくん」を最新刊まで読破したのは、
ここだけの話としておこう。

最高の施設をありがとう、極楽湯HLD！おかげで試験に合格できました。
心からの感謝を込めて。