タイトルの意味がわかるだろうか。
ストイックサウナーとエンジョイサウナー。
結構古くからサウナが大好きでずっとサウナと水風呂を楽しんでる人は
ストイックサウナー多め。最近のブームを複雑な感じで受け止めがち。
熱さにどこまで耐えられるかをサウナの楽しみ方に設定しがち、
優劣つけがち、批評しがち、愛ゆえに。
エンジョイサウナーにも昔からのサウナーはいるけれど、
結構緩め。昔からデートとかにもサウナ利用してるクチ。
サウナ好きをあんまり公言してないかも。
サクッと行ってサクッと帰る。ファミリーでも利用しがち。
さらっとサウナを日常に組み込んでる。
サウナ界隈で目立っている人は、どちらかというとストイックサウナーが多いのかな?
サウナへの愛に比例してこだわりも強くなる。
思いが強すぎて、半端ない。
サ室と思いは熱い程いいが、若干ビギナーをビビらせがち。
あと熱波師系のロウリュやアウフグースを楽しめるのはストイックサウナーだと思う。
熱波師のサービスってちょっとお客さんを選ぶよね。
万人ウケするものではないと思うし、それでいいと思うんだけど、
ビギナーを受け付けないというか、宗教入ってるというか。
まぁそこが魅力でもあるのよね。
僕はどちらかというとエンジョイサウナーで、サウナ人口の裾野が広がって、
ナイスサウナが増えてくれればいいなと思ってる。
昔からサウナが好きだし、入り方には僕なりのこだわりもあるし、
サウナ愛も負けてないと思うけれど、優劣をつける気持ちや、
ビギナーを軽んじる気持ちは全くない。
サ室の中ではみんな平等。
服を脱いでただただ楽しむ。自分と向き合う。解放される。
正解も間違いもなく、ただただサウナの暖かさに包まれ、
水風呂で脳内変化を楽しみ、外気浴で脱力する。
そこにはビギナーもベテランも、ストイックもエンジョイもない。
今回のブームで増えたサウナ人口のうち、
少しでも日常にサウナを取り入れる人が増えていけば、
この業界はもっと盛り上がると思うし、ストレスで倒れる人も減ると思うし、
ナイスサウナがもっと増えると思うし、サウナトークも市民権を得ていくと思う。
それは、僕にとってとても幸せなこと。
ストイックサウナーや、熱波師の方々、古参のファンの皆様や、
企業サウナ部を運営する人には、こんなことを考えるファンがいることを
頭の片隅に置いといてほしい。
サウナ愛を胸に、その思いのままに突き進んでいただきたい、と思う。
ただブームをブームで終わらせず、ナイスサウナサイクルがぐるぐる回って、
日本社会にサウナがもっと根付くその日まで、
これから増えるであろうビギナー達を暖かく迎え入れましょう。
ちょっとシュッとした感じのオシャレ系サウナーも拒絶せず、
これまでのサ道を邁進しつつ共存していきましょう。
僕は今日も一人、サウナを満喫しに行きます。
2019.7.21 ホームサウナの食堂にて。